初めまして、木と革のnanairoです。

みなさま、こんにちは。北海道で、木と革のものづくりをしている夫婦です。

このブログでは、私たちの暮らしやものづくりのこと、愛犬ベルとパンとの毎日、商品ができるまでの話などを、少しずつ綴っていこうと思っています。

記念すべき最初の記事なので、まずは私たちがどんな人たちなのか、簡単に自己紹介を。

ちなみに、今この記事を書いているのは、木と革のnanairoで革製品を担当している吉田あすかです。

趣味は読書。
最近はポッドキャストをよく聴いていて、「超実践的幸福論」と「安住紳一郎の日曜天国」を行ったり来たりしています。

だいぶ振り幅があります。笑

目次

家具職人:章彦について

章彦は、もともと和太鼓のプロ奏者でした。

愛知県東栄町を拠点に活動する「和太鼓 志多ら」に16年間在籍し、全国各地、世界各国で巡演。
演奏だけでなく、作曲や舞台演出、チームリーダーも経験してきました。

今、木を削って家具を作っている人からは、あまり想像できない経歴かもしれません。
そんな章彦がものづくりの世界へ進むきっかけになったのが、コロナ禍でした。

公演ができなくなったことをきっかけに、これからの人生を改めて考え、家具職人の道へ。
長野県の上松技術専門校で木工を学び、修了後は愛知県田原市で「家具工房なないろ」を開業しました。

その後、以前から目標にしていた北海道へ移住し、
屋号を改め、現在の「木と革のnanairo」へと形を変えていきました。

革職人:あすかについて

私はもともと看護師をしていました。
人の身体や命に関わる仕事から、まさか革を縫う仕事に行くとは、自分でも思っていませんでした。

北海道へ移住したことをきっかけに、以前から興味のあったものづくりの世界へ飛び込みました。
老舗の鞄メーカーで約2年半、製造スタッフとして働きながら革の縫製技術を学び、その傍らで個人作家としても活動。

少しずつ「自分の手で、自分がいいと思うものを作りたい」という気持ちが強くなり、独立しました。

今は章彦と一緒に、木と革のnanairoとして活動しています。

nanairo欠かせない存在

私たち夫婦だけでは、今のnanairoはたぶん生まれていません。

ベルとパンです。

ベルは、パピヨンの男の子。
いろいろなことを覚えるのが早く、頭の回転も速いのですが、とても慎重。
そして、ときどきものすごく繊細になります。
我が家ではそれを「メンヘラブーム」と呼んでいます。

パンは、パピヨンの女の子。
とにかく天真爛漫。
お兄ちゃんのベルが大好きで、いつも後ろをついて回っています。
ベルほど考えて行動するタイプではありません。そこも含めて、最高にかわいいです。

「本当に作りたいものって、なんだろう?」

夫婦それぞれで仕事を受けたり、新しい商品を考えたり。
ものづくりを続けながら、ずっと心のどこかにあったのが、

「私たちは、本当は何を作りたいんだろう?」という問いでした。

技術を使えば、いろいろなものを作ることはできます。でも、作れるものと、作りたいものは少し違います。

そんなことを考えていた頃、ベルとパンとの暮らしが、少しずつ私たちのものづくりを変えていきました。

犬と暮らして、初めて気づいたこと

毎日の散歩。

家でくつろぐ時間。

車で一緒に出かける日。

実際に犬と暮らしてみると、

「ここ、もう少し使いやすかったらいいのに」
「こんなものがあったら便利だな」

と思うことが、思っていた以上にたくさんありました。
散歩ひとつとっても、ベルとパンでは歩き方も性格も全然違います。
人間にとって使いやすいものが、犬にとっても心地いいとは限らない。

そんな当たり前のことにも、実際に一緒に暮らして初めて気づきました。

そして、どうしても考えてしまうこと

そしてベルとパンと暮らしていて、ときどきふと頭をよぎることがあります。
「もし、この子たちがいなくなったら」

考えたくないことです。できれば、ずっと考えたくない。

でも、犬と暮らしている以上、いつか必ず別れはやってきます。

普段は元気に走り回っていて、当たり前のように隣にいる。
だからこそ、突然そんな未来を想像すると、今でも怖くなります。

たぶんこれは、私だけではなく、犬を家族として暮らしている人なら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

だから私たちは、今一緒にいる時間を、もっと大切にしたい。
そして、いつかその子がいなくなったあとも、一緒に過ごした時間を感じられるものを残したい。

そんなふうに考えるようになりました。

愛犬との時間を、道具に刻む

これから木と革のnanairoは、愛犬家のための道具をつくっていきます。

ただ便利なだけではなく、
犬が心地よく使えて、人にとっても使いやすいもの。

そして、長く使ううちについた傷や艶、色の変化まで、その子との思い出になっていくようなもの。

私たち自身が、「ベルとパンのために、こんなものが欲しい」
と思えるものを作っていきたいと思っています。

もし、それを見た誰かが、「うちの子にも、こういうものが欲しかった」と思ってくれたら。

そして、愛犬との時間を大切にしたいという気持ちを、たくさんの人と共有できたら。
そんなにうれしいことはありません。

まだまだ始まったばかりの木と革のnanairoですが、ベルとパンとの暮らしや、試作中の道具、失敗した話なんかも含めて、このブログで少しずつお届けしていきます。

これから、どうぞnanairoをよろしくお願いします。

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